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「冷え」と積聚

「冷え」と積聚
はりきゅう治療室恬淡の基本 「冷え」と積聚 の解説です

はりきゅう治療室恬淡は、鍼灸の積聚(しゃくじゅ)治療をベースとした、鍼灸マッサージをしています。

 

「積聚治療」とは、「病いの根源は冷えである」として、身体の芯が冷えて身体が疲れ、その結果として具体的な症状が現れていると解釈し、その「冷え」にアプローチして症状を癒していく鍼灸施術です。

 

自覚的な冷え症状はもちろんのこと、熱症状も身体の芯が冷えて熱をコントロールする力がなくなった結果とみますので、いつも身体の芯を温めて行くことを念頭に施術をします。

 

人は生まれた時を頂点として、放物線を描くように徐々に下降して死に至ります。東洋的な考えでは、赤ちゃんは「陽の極」で死は「陰の極」となります。

 

乳児は体温が高く、成人すると平熱になり、老人は冷えています。つまり「陽=熱」「陰=冷え」ということになります。

 

病とは通常の放物線上から異常に冷えた結果、急な曲線を描いて下降することと言えるのです。

 

「積聚治療」では、この急な下降線を正常な下降線に戻していくことを目的としています。

 

「積聚」とは、本来はお腹の滞りを表した言葉です。積は五臓の気が積もったもの(深いところ)、聚は六腑の気が集まったもの(浅いところ)と言われています。

 

私たちはいつも、このお腹の様子(浅深)と脈の様子(冷熱)で癒しの進捗状況を把握しているのです。

 

マッサージは、「積聚治療」の病の見方を意識した「経絡マッサージ」となっております。

 

「経絡マッサージ」とは、頭部から手足の先まで流れている経脈を意識したもので、広範囲、深いところまでタッチしていきます。リラクゼーションとは違ったマッサージを体験いただけます。